TopspinPro誕生の物語 – コンセプトからコートへ

アイデアの誕生 ― 2007年
モロッコのアトラス山脈にあるジェベル・トゥブカルを登山中、高地の影響で眠れなかった夜のことでした。ふと目を覚ました私は、トップスピン練習用の補助器具がどう機能すべきかをスケッチに描き始めました。このとき描いたいくつかの図が、後にTopspinProの原点となったのです。

フラフープの実験 ― 2009年4月
私は娘のフラフープを「ちょっと拝借」し、ハンガーとテニスボールを使って、頭の中にあったアイデアを即席のプロトタイプとして形にしてみました。
このシンプルな道具の組み合わせが、TopspinProの第一歩となったのです。

スチール製プロトタイプ ― 2012年6
2012年6月、さらなるプロトタイプ制作へと進みました。その中には、近所のビジネスパークで出会った鉄工職人たちに頼んで金属で作ってもらった、少し奇妙な試作品もありました。
アイデアは徐々に形を成し、TopspinProの実用化に向けて大きく前進していきました。

工業デザイナー、スティーブとの出会い ― 2013年
2013年、私は優れた工業デザイナー、スティーブと出会いました。
彼こそが、現在のTopspinProの印象的なデザインを手がけた人物です。
この出会いが、機能性だけでなく見た目にも優れた製品づくりへの大きな一歩となりました。

ダグとの出会い ― 2014年
2014年、私はダグにTopspinProのプロジェクトへの参加を持ちかけました。最初は、テニスレッスンとウェブデザインの交換という形から始まりました。

この協力関係が、後にTopspinProのオンライン展開の基盤となっていきます。

BTCAカンファレンス ― 2014年
2014年12月、私は完成した試作機をイギリス・テニスコーチ協会(BTCA)の年次カンファレンスに持ち込みました。
その前夜、ダグと私は夜遅くまでかかって、支払い受付可能なウェブサイトの準備に追われていました。

その努力は無駄ではありませんでした。
翌日、なんと42台のTopspinProを先行販売!
この瞬間、私たちは「これはいける」と確信したのです。


Kickstarterキャンペーン ― 2015年
2015年6月、私たちは短期間のKickstarterキャンペーンを実施し、資金調達とTopspinProの世界的な認知拡大を目指しました。

このクラウドファンディングを通じて、TopspinProは世界中のテニスプレーヤーに向けてその第一歩を踏み出しました。

初回在庫の到着 ― 6月27日(金
2015年6月27日金曜日、まさに奇跡のようなタイミングで、最初のTopspinPro 1000台を載せたトラックがロンドンの自宅に到着しました。

なんと、初めてのイベント開始の数時間前というギリギリのタイミングでした!

LTAカンファレンス ― 6月28日(土
2015年6月28日(土)、私たちはLTA(英国テニス協会)の年次コーチ会議に出展しました。
週末を通してのこのイベントで、TopspinProは多くのコーチたちの注目を集めることになりました。

スタッフトレーニング ― 6月29日(日)
6月29日(日)、私はTopspinProの販売を手伝ってくれる若者たちを自宅の庭に招き、夕方にトレーニングセッションを行いました。

このセッションでは、TopspinProの使い方を教え、ウィンブルドンでの販売に向けた在庫準備も一緒に進めました。

ウィンブルドン ― 6月30日(月)
2015年6月30日(月)、私たちはウィンブルドンの街頭に繰り出しました。
Wimbledon Park Sportsを運営するマーク・スタリーが、彼の店舗前の歩道を使わせてくれることになり、そこがTopspinProの初の実演販売の舞台となったのです。

その後の2週間は、まさに驚くべき日々でした。
今でも、「ウィンブルドンへ向かう途中であなたに会ったよ!」というお客様から連絡をもらうことがあります。

こうして、TopspinProが正式に世に送り出された瞬間でした!

ロゴ

筆者名ゾーイ・ジェフリー
TOPSPINPRO 常任コーチ
イギリスとアメリカで17年間テニスコーチとして活動
資格
テニス専門のの学士号、USPTAエリートプロ、PTRプロ、LTAレベル4、PPRピクルボールプロ