テニスをお子様に紹介するのは、楽しく感動的な経験です。
テニスは体を鍛えるだけでなく、子供の規律や動きの敏捷性、考える力を育むのに役立ちます。
さらに、生きる上での大切なスキルも学べます。
でも、子供が楽しんで続けるためには、テニスの練習は彼らの成長に合わせて、楽しくて面白くなければいけません。
この記事で、親も簡単に取り入れられる子供向けのテニス練習をいくつかご紹介します。
目次
子供たちにテニスはなぜおすすめなのか?
テニスは、子供にとって多くのメリットがあるスポーツです。
生涯を通じて、世界中どこに行っても楽しめるスキルです。
テニスは人々と交流するスポーツなので、新しい友達を作るのにも最適です。
楽しく活動的に健康を保つ方法であり、また大切な生きる上での教訓も学べます。
具体的な教訓については、「テニスから学ぶ10の人生の教訓」という記事が詳しく説明しています。
さらに、テニスは学校やクラブ、大学、そしてプロのレベルでの競技としての道を切り開くこともでき、現在はテニス関連の様々な職業でのキャリアチャンスも増えています。
子供がテニスを始める最適な時期は?
テニスを開始する具体的な年齢に決まりはありません。
子供それぞれの成熟度や興味に応じて決めるのが良いでしょう。
例えば、3〜4歳でテニスを始める場合、まずは手と目の連携やボールをキャッチすることなど、楽しみながら基本的なスキルを身につけることが大切です。
これらの基本スキルは、成長するにつれての体の動きやテニス技術の向上にも役立ちます。
技術を磨く練習方法
テニスでは技術がとても大切です。
ただの体力だけでは十分ではありません。
ジュニアプレイヤーにとって、しっかりとした基盤を築くためには、正しい体の動きの基本を身につけることが重要です。
これは、ただ楽しむためにテニスをしている子供も、本気で競技を目指す子供も同じです。
新しい技やショットを何度も繰り返して練習することで、それが自然にできるようになります。
その前段階として、動かないボールでの練習がおすすめです。
そんな時に「TopspinPro」が役に立ちます。
以下、子供のための技術を重点的に練習する例を紹介します。
1.トップスピンの練習法
多くのジュニアプレイヤーは、トップスピンを打つときの体の使い方が難しいと思っています。
まずは、TopspinProのボールを手で打つことから始めてみましょう。
ステップごとに学ぶための簡単な練習方法です。
2. スライスサーブの練習のコツ
グラウンドストロークのように、サーブにスピンを加えることは難しいです。
ジュニアプレイヤーが必要な身体の動きを感じ取るのに役立つ簡単なスライスの練習方法はTopspinProのヘッドユニットを取り外し、手で頭の上まで持ち上げた後、ラケットで練習します。
3. フォアハンドの練習方法
TopspinProで基本的な動きをたくさん繰り返すことが重要です。
さまざまな方向からボールにアプローチしながら、フォアハンドの打ち方を練習するためのものです。
4. コンタクトポイントの練習法
ボールとラケットがぶつかる地点、つまりコンタクトポイントと、それがボールの進行方向にどう影響するかをしっかりと理解することで、ジュニア選手はより戦術的なプレイができるようになります。
クロスコート方向へのコンタクトポイントを重点的に練習する方法がおすすめです。「TopspinPro」をコート上にセットアップして活用しましょう!
アスレチック能力を鍛える練習
テニスの練習で子供たちに必要なのは、アスレチックな能力を高めることです。
技術が高くても、ボールにしっかりと近づけなければ役に立ちません。
技術の基本はもちろん、良いフットワークや様々なボールに対応する準備が大切です。
怪我を避けるためにも体のコンディションを整えることが大事です。
ジュニア選手はまだ成長しているため、筋肉や関節のバランスが崩れやすいことがあります。
このため、怪我をしないように気をつけることが重要です。
以下に、アスレチック能力を楽しみながら鍛える練習方法を紹介します。
1. 手と目の連携
これは生まれつき持っているものではありません。
もちろん、元々連携が得意な人もいるけれど、それでも鍛えて向上させることができます。
TopspinProで1回スイングしてから、バスケットボールほどの大きさの風船を頭の上にラケットで打ち上げます。
風船が下降してくる間に再びTopspinProでスイングし、再度風船を頭の上にラケットで打ち上げるというプロセスを繰り返します。
世界の一流選手たちも、自らの連携能力や反応速度を常に磨いています。
2. 体重の使い方
テニスボールを打つ際に適切に体重を移動することは、パワーを最大限に引き出すために非常に重要です。
TopspinProを使用して左右体重移動しながら打ってみましょう。
この動きは、足元の動きをスムーズにするのにも役立ち、次の打ち手の準備にもなります。
打つショットのタイプによって体重移動のスタイルは異なるので、さまざまなシナリオを理解することが大切です。
3. フットワーク
フットワークを継続して練習することで、すばやく方向を変えることができるようになります。
練習では、気に入った動きを取り入れても良いですが、方向を変える動きも組み合わせると良いでしょう。
まとめ
子供をテニスに興味を持たせるのは、単にテニススターを育てるだけのことではありません。
子供との大切な時間を共有し、新しいことを学ばせることで、スポーツの楽しさや健康の大切さを伝えることができます。
練習は、楽しみながらも少しの挑戦が含まれるようにしましょう。
根気よくサポートし、継続的に練習させることで、子供はテニスの楽しさを実感できるでしょう。
筆者名:ゾーイ・ジェフリー
TOPSPINPRO 常任コーチ
イギリスとアメリカで17年間テニスコーチとして活動
【資格】
テニス専門のの学士号、USPTAエリートプロ、PTRプロ、LTAレベル4、PPRピクルボールプロ